報告
いつも応援してくださる皆さんに報告したいことがあります。
私事ではありますが、タカチャー・ミングは以前より続けてきた就職活動を10月をもって終了させました。
得体の知れないインターネットの人間として身元不明くらいの気持ちでいたかったのですが、現実世界でも多くの交友関係を築いているため、このような形で近況を報告したいと思います。
僕とよく顔を合わせる方には「いつまで就活を続けているんだ?」などと心配をかけてしまっていたので、この場が謝罪になればと思います。
結婚の予定はないので引き続き、随時募集中です。
今年の就職活動は3月から各社のエントリーや説明会などが開始されたのですが、自分がまともに始めたのは4月の下旬頃なのでスタートが遅かったです。
それでも半年は就職活動を続けてきた期間として他の就活生に比べれば長かったと思います。
僕が内定が出たのは10月の中旬です。
キャリアエージェントの力を借りたりなどの様々な策を講じて、もうこれ以上就職活動を続けても良い結果は得られないと判断し10月をもって内定を貰った僕の地元愛知の中小企業に4月からお世話になることを決めました。
正直なところ長い期間就職活動を行っていた僕は、周りが内定を貰い進路を決めていくのを見ていて社会から取り残されているという気持ちから自分への不安が尋常じゃないくらい募っていました。
僕は東京で開催されるライブやイベントに行くのが趣味で、友人や知り合いが地元よりも東京の方が多くいるため、就職をきっかけに上京しようと考えていました。
就職活動をしていく軸も「東京で働きたい」でした。
もちろん、就職活動を行うのも愛知から東京に行かなければならないのでとても苦労をしました。
半年も結果が出ないまま就職活動をしていたら投げ出してしまうのが普通だと思うのですが、僕は就職活動で東京へ行くことと一緒にアイドルのイベントにも行ってました。
時には企業から貰った交通費を良い感じに誤魔化して、無料で東京まで行った上にイベント費にしていたこともあります。
そのおかげで、これが支えとなり最後まで就職活動を続けることができたといっても過言ではありません。
今だから言えるのですが、未来の見えない僕が不安を抱えたままキラキラと輝くアイドルを見るのは罪悪感を占める割合が大きかったです。
そんな僕でも会いに行けば笑顔で迎えてくれたアイドルには感謝しかありません。
しかし、前述したように僕の内定先は愛知県の企業です。
愛知の企業ですが面接の際に東京の勤務を強く希望したところ、2,3年を目処に東京の勤務を約束して頂けたので僕は内定の承諾をしました。
ちょうど、その企業は東京で働きたい人材を探していたのです。
そこで「東京で働きたい」という気持ちを強く押し出したところ、それを買ってくれ内定を貰うことができました。
2,3年というのは本社愛知での研修期間です。
考えてみると、就職活動もアイドルのイベントに通うことは同じことだったと感じます。
アイドルのイベントに通い握手会等で多くのファンがいる中でアイドルに気に入ってもらうために、自分がどんな人間なのかそのアイドルのどこが好きなのかを伝えるのは、就職活動中に面接等で多くの就活生がいる中で企業から内定を貰うために、自分がどんな人間なのか企業のどこに惹かれたのかを伝えるのは、プロセスとして全く同じだと思います。
そして、握手会と面接では後者の方が与えられる時間が圧倒的に多いので、内定を貰うのはアイドルに気に入れられることよりも簡単なことだと思います。
他にもアイドルのSNSにコメントする心持ちで、履歴書やエントリーシートに自分を気に入ってもらい内定を貰うために、自分をアピールしたり企業のどこが好きかを志望動機として書きました。
実際のところ、そのように感じている、そんな気持ちで就職活動を行ってきた僕がなかなか内定を貰うことが出来なかったので、就職活動は僕とは別の気持ちで行うべきだと思います。
企業へのエントリーが解禁する前から、自分がどんな人間なのか把握してそこから適性の合った企業をきちんと探すべきです。
僕はそういったことを怠った状態で就職活動を始めていたので、就活と並行して行っていました。
それでも、なんとか自分の希望である「東京で働きたい」という気持ちを汲み取ってもらえた企業の内定に辿りつけました。
はっきり言って運が良かったとしか思えません。
そのため内定を貰った今は「東京で働きたい」という気持ちを汲み取ってもらい遅い時期でも僕のことを選んでいただいた内定先の期待にこたえられるか不安でいっぱいです。
早い段階で企業から内定を貰っていれば自分がある程度優秀な人間だと思えるのですが、なかなか内定を貰えなかったぶん自分がそこまでの存在ではないというのを実感しています。
とにかく、当面の僕の目標は愛知での研修期間を早くに終わらせて東京での勤務です。
良い報告が少しでも早くできるように頑張ります。