噂の「コンカフェ」に行ってきた
コンカフェとはコンセプトカフェのことで様々なコンセプトを元に特殊な接客をする飲食店です。
なので僕はメイドカフェやメイド喫茶のことだと思っていましたが、詳しい人によるとお酒を提供するのがカフェでしないのが喫茶だと言われました。
詳しいことはわかりませんが、前述したように様々なコンセプトを元に特殊な接客をする飲食店を広義で「コンカフェ」と呼んで間違いはないと思います。
今回、僕が初めて足を踏み入れたコンカフェは秋葉原にあるアフィリア・クロニクルSです。
スペシャルで、シャイニングな、スター達とのスクランブル。気持ちが交差する特別な空間。それが『王立アフィリア・クロニクルS』です。
アフィリアグループのコンカフェは全国に展開されているようなので興味が出たらお近くの店舗*1に足を運ぶのが良いと思います。
魔法使いをコンセプトにしたカフェで世界観がとてもしっかりしています。
店内に足を踏み入れた瞬間、お客様はアフィリアの物語の登場人物、つまりアフィリア王国の国民であり、そこで暮らす魔法使いになっていただきます。
お店でお手伝いするキャストたちは、王立アフィリア魔法学院に通う見習い魔女っ子たち。お客様も魔法学院の卒業生なので、キャストたちからは「センパイ」と呼ばれます。
上記の引用のような説明を初めてだとされますが、正直なところよくわからないので難しい顔をしてしまいました。
アフィリア(アイドル)のライブへわりと行くからアフィリア(世界観)を理解しているつもりだったのにアフィリア(コンカフェ)で魔法がどうとかの説明を聞いていたらキャストさんに「そんな難しい顔しなくて大丈夫です!」と言われてしまったので想像以上の難しさがあったっぽい
— takachar-ming (@takacharming) 2017年3月6日
なぜ僕がいきなりこんな小難しいコンカフェに行こうかと思ったのは、もともとカフェではないアフィリア、アフィリア・サーガというアイドルに興味を持っていたからです。
afiliasaga.jpつまり、アイドルのライブやイベントへ行く延長という感覚です。
システムも色々と難しかったので理解できた範囲で書いていきたいと思います。
初来店で僕が選んだのは、ドリンク+デザート+魔法写真+新規会員カード、チャージ料1時間込み3000円のコースです。
あふぃりりる〜 (@ 王立アフィリア・クロニクルS - @afiliachronicle in Chiyoda, 東京都) https://t.co/cVqfvGBc4g pic.twitter.com/xmvwuBCuvg
— takachar-ming (@takacharming) 2017年3月5日
ドリンクとデザートはわかりやすいですが、「魔法写真」とは何かわからないですよね。
魔法写真とはお気に入りのキャストさんと写真を撮りその場で落書きをしてもらうサービスです。
このサービスの変わったところはただ写真を撮って落書きをしてもらうのではなく、写真を2枚撮り1枚はお客さんである「センパイ」も写真に落書きをしてキャストさんと出来上がったものをお互いに交換をするところです。
このようにアフィリアグループのコンカフェは独特の世界観でキャストさんと近い距離でふれあえるためハマってしまうと危険な感じがあります。
僕の中でコンカフェは「オタクの墓場」というイメージがあります。
我々のようなオタクは女性との接点がほとんどないため、メディア越しでアイドルやア二メなどの偶像の女性を追いがちです。
それが発展すると、アイドルやアニメのイベントなどライブへ行くようになります。
さらにそれがアイドルやアニメだと声優を身近に感じたくなり、握手会などを通じて直接女性と話したいという欲求が出てきます。
握手会程度で満足できれば良いですが、だんだんとそれができなくなり女性とコミュニケーションを取ることに重きを置くようなります。
女性との接点がないオタクが、女性とコミュニケーションを取る機会を作り出すのは難しいです。
そこに出てくるのがコンカフェです。
コンカフェならチャージ料さえ払えば女性とコミュニケーションが取れます。
CDなどを買ったりイベント抽選に応募する必要はありません。
また、アフィリアグループのような魔法使いをコンセプトにしたオタクが好きそうなカフェだと、キャストさんがアニメ好きだったり、アイドル好きだったりとオタクである可能性が高く、共通の話題を見つけやすいので会話を弾ませるのが簡単です。
もちろん、キャストさんはプロなので共通の話題がなくても向こうから色々とお話をしてくれるので「女性とコミュニケーションを取りたい」という欲求を満たせます。
このようにオタクが最終的に行き着く先としてコンカフェがあると考えられるので僕は「オタクの墓場」というイメージを抱いています。
「オタクの墓場」なので、ライブで満足できない、握手会で満足できないなど、の先がないため最終的にそこで湯水のようにお金を使うしか道がなくなりそうだと僕は思います。
アフィリアグループはしっかりとした世界観、会員カードに経験値やマジックポイントが貯まったり、魔法写真のようにキャストさんとモノを交換できるサービスなど、オタクがのめり込みやすいシステムでとてもよくできていると思います。
まとめるとコンカフェ通いはほどほどにしておくべきですね。